毎年恒例の戸川純さんのバースデーライヴ。
定刻より十数分遅れてスタート。
一曲めの「肉屋のように」が終わったところでヤマジさんのギターの弦が早くも切れる。
いつものピンクのハートサングラスではなく、黒縁のメガネで登場の戸川さん。
コンタクトをしたまま寝落ちしてしまって、起きたら取れなくなり、救急車を呼んで、病院で怒られたそうな。後日、もう片方の眼もやってしまい、右目と左目で違う病院でもらった点眼薬をそれぞれさしているそうな。なので今日は歌詞のカンペがよく見えていないとのことです。なので今回は歌詞が飛んでしまう箇所が何回かありました。
幻の曲「ケンカテクノ」、二十年くらい前に恵比寿のリキッドルームで一度だけ演奏された曲。叫ぶ曲なので、曲がはじまってしまうと歌詞がよくわからなくなってしまうということで、歌詞を一番から三番まで朗読してくれました。中原さん作曲なので、一番ごとに「泣きサビ」が入るということです。まさに喧嘩の曲でした。
「エンジェル・ベイビー」、戸川さんがエアチェックしたカセットテープを擦り切れるまで聴いていたお気に入りの曲。テープが切れてきけなくなっていたが、全米一位になった曲集のアルバムを持っている人にダビングしてもらった。ロージー・アンド・ザ・オリジナルズのバージョンが原曲で、ジョン・レノンのバージョンもあるそう。それぞれのバージョン3曲を聴き比べてみるのも面白いとのこと。
第一部は曲ごとにMCが入ったので結構おして、20:30近くに終了した。
前回の時にヤマジさんがギターで爪弾いて戸川さんがつい歌い出してしまった、ピンクレディーの「UFO]、今回正式にカバーされた。(岡山ではやったのかな?)ブルジーなアレンジの「UFO」でした。
今までは歌の練習はカラオケボックスでやっていた戸川さん。さらに高いキーを出せるようにするためにボイストレーニングのプロフェッショナルコースに通いはじめたそう。「オーロラB」のHO HO HOのところもその成果があったようです。
アンコール前最後の曲は「レーダーマン」、山口さんのアレンジが秀逸。
戸川さんも立ち上がって歌っておりました。
アンコールはいつものように、「パンク蛹化の女」で終わりました。
最後に戸川さんが今日は間違いが多かったということでお詫びにここにいる人たちだけにおしえる、戸川さんの秘密を教えてくれました。
22時少し前に無事終了しました。
poi