戸川純ちゃん様とおおくぼけいちゃまの戸川純 avec おおくぼけい、
今回はLOFT HEAVEN の一周年記念でおおくぼけいさん主催の2デイズの一日目と
いうことで、アーバンギャルドさんのファンクラブの方々からの優先入場でした。
客席の前方がいつもよりも華やいでいます。
19:32 おおくぼけい登場でピアノ曲からスタート、なんという曲目なのでしょう?
戸川さん、いつものようにピンクのハートのサングラスで登場、ネイルはゴールド。
「吹けば飛ぶよな男だが」「バージンブルース」とやって、メンバー紹介、
このユニットでメンバー紹介は珍しい?今までは「戸川純 avec おおくぼけい」
で二人しかいないのでメンバー紹介は「それくらいはわかってくれよ」という意味で
やらなかったそう。
今日は前半はいつもどおりの曲、後半はいつもやらないような曲をやりますと説明してしまう戸川さん、お客さんが引かないようにあらかじめ説明しておいたほうがいいと思ってのことだそう。
そして、シャンソン3連発。今日は戸川さん、とても調子が良さそうで熱唱といった感じ、気持ちよさそうに歌っておられます。おおくぼさんのピアノもブラッシュアップされていてとても完成度が高くなっています。以前は「愛の讃歌」は納得がいっていないとよくおっしゃっておりましたが、もうそういうこともおっしゃらなくなりました。
季節の歌のコーナーは夏の終りの歌ということで「夏の思い出」、
♪はるかな尾瀬~とおいそら~♪
そして、「Daddy the Heaven」、本日のライヴで一番、嬉しかったことはこの曲が
演奏されたこと。おおくぼさんの提案でLOFT HEAVENということでヘヴンつながり
でこの曲をやろうということになったそう。素晴らしい曲ですね。比賀江さんの曲
だからでしょう。ヤプーズ1stの頃のことは良く知りませんが、この頃のことを思うと
なぜか切ない気持ちになります。新生ヤプーズに比賀江さん、曲書下ろしてくれないかな。
今回、LOFT HEAVENでは期間限定で「おおくぼ家のカレー」(800円)が販売されていて、「エンケンカレー」との違いは?との戸川さんの問いかけに、おおくばけいさんの父上が作ってくれるカレーのレシピをLOFT HEAVENとコラボし、忠実に再現したもので、ひき肉と豆腐の麻婆豆腐風のカレー。おおくばけいさんの写真がクラフトワークのマンマシーン風にデザインされた旗がごはんの上に乗っています。
戸川さんはライブの3時間前までには食事を済ますそうなので上の某店のメニューをごはんを残しつつ食べ、ライブ直前にバナナを召し上がるのでカレーはもう入りそうにはないとのこと。アスリートですね。
第一部終わりの「本能の少女」のあと、「ザおおくぼけいのようなピアノの後に言うのまなんだけど、おおくぼ家のカレーはライブ終わった後、お店一時間くらい開いているのでその時に食べたほうがいいかもよ、なぜなら器が熱いから」と戸川さんはおっしゃって引き上げていかれました。
「リボンの騎士」、おおくぼけいのテーマと戸川さん。真珠子さんのジャケットでタイツをはいているので、次回はタイツはいてきましょうかと、おおくぼさん。
「おまえがパラダイス」沢田研二さんの曲。バンド編成の時に演奏されたが、
このユニットでは初の演奏。50'sの曲にオリジナルがあるそうですが、日本語のほうが
いいと戸川さんが思い、沢田研二さんバージョンをカヴァーしているそうです。「おまえ」を「あなた」にするなど男言葉を女言葉になおして歌っている。
告知では、11/25の夕刊フジロック、頭脳警察、戸川純 avec おおくぼけい の話に。
頭脳警察と対バンすることになったのはおおくぼけいさんが頭脳警察の最新アルバムに
参加しているご縁からだそう。「pantaさんは会うとハグしてくれるし、後輩としてみてくれるし、頭脳警察は50周年、私は40周年、まだまだだな」と戸川さん。
「女性的な、あまりに女性的な」、レア曲、十数年ぶりの演奏?宮村優子さんに書き下ろされた曲。語りの部分が多く、バンド編成だと「あんたあのこのなんなのさ」の曲みたいに同じフレーズをずっと続けなければならないのでバンドがやりたがらないのだとか。すごい曲なのですが不思議な感動があります。母性がテーマ。
「恋のコリーダ」を発展させた曲でしょうか?
アンコールの「プリシラ」の最後の部分で戸川さんは立ち上がり、力強く・・・・。
21:30 終演
【第一部】
バージンブルース
諦念プシガンガ
王様の牢屋
サン・トワ・マミー
夏の思い出
Daddy the Heaven
本能の少女
【第二部】
クレオパトラの涙
おまえがパラダイス
女性的な、あまりに女性的な
肉屋のように
【アンコール】
さよならをおしえて
poi