象牙の塔Vol.7 2026年1月30日(金) @甲府 桜座
鈍行列車で2時間かけて甲府までやってきました。
この日の甲府はとても寒く市役所の防災無線で水道管が破裂するおそれがあるので注意してくださいと流れていました。
甲府駅から歩いて12分、舞鶴城の横を通って桜座に到着、6時開場の予定でしたが、なかなか入れてもらえず6時15分に中に入れました。もう寒くて寒くて。
なかなか味のあるライブハウス、というか劇場です。ステージ正面が扉になっていて奥に古風な階段がみえました。
最初に登場したのは、
LFB + Akihide Monna (BO NINGEN from UK) 、指で押さえる加減でノイズを出す装置を使っておりました。とドラムのMonnaさんでの演奏。
男の声で不穏な朗読がとくとくと流れている。なんか聞いたことのある話だなと思ったら坂本龍一シアターピース「TIME」でも使われていた漱石の夢十夜、第一夜の朗読です。ノイズと鈴の音、ドラムのこすりつけるような音でなんとも不安感を醸し出しておりました。
Grimm Grimm (from UK)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Grimm_Grimm
Grimm Grimm さんはイギリスで活動されている日本人シンガーソングライターとのことです。
小さなキーボードでの演奏ではじまり、押すとコードが鳴るコンパクトな楽器で歌唱されておりました。その後12弦ギターをかき鳴らし演奏されておりました。不思議なポップ。
角銅さんは、なんという植物かわからないのですが、7~80cmの葉っぱのついた枝を持って登場、グランドピアノのところに置きました。演奏に使うのかなと思っていましたが、結局演奏とは関係ないものだったようです。謎。
演奏はオートハープを棒状の金属2つで打楽器的に音を出すことにはじまり、さまざまな種類のマレットを使って音を出したり、オートハープに布を被せてマレットで叩き、なんとも不思議な音を出したり、グランドピアノの内部奏法とそれに、オートハープを共振させたりして実に実験的で素晴らしかったです。
その演奏が終わると角銅さんはVictorさんを呼び込みました。
枕の話を角銅さんが振るとVictorさんは頭が大きいので枕を2つ使う、日本のライス枕が好きだとおっしゃいました。そば殻枕のことでしょうかね。昨夜は未来の夢をみたとおっしゃいました。
「枕の中」を二人で演奏。Victorさんはジャズコに直接つないだギターでボトルネックを使い、かすかな、実に心地よい音を出していた。
それが終わると角銅さんはもう一曲一緒にということで「ナナ」とおっしゃっていたと記憶していますが、美しいうたが演奏されました。
その後、真打ちVictor Herrero (ヴィクトル・エレーロ)さんのソロコーナー、スペインのSSW、2013年以来の来日だということです。
足でフラメンコのリズムを取りながらの曲など、圧倒されました。
Victorさんの演奏終了後、今日の出演者全員でセッションをするということで準備がはじまったのですが、私は終電のため帰らねばならずみれませんでした。残念。
出演者
Victor Herrero
角銅真実
Grimm Grimm (from UK)
LFB + Akihide Monna (BO NINGEN from UK)
