YAPOOS　「ヤプーズの不審な行動令和元年」発売記念ライブ 2020/1/28(火)　@渋谷クラブクアトロ

18時ドアオープン、19時開始予定。ステージにはベラさんの白いギターとギターアンプ、Ｙ-502のプレート。

19:19　ようやくY0817が流れる。この曲の演説、誰の演説なのですかね？未来派の人？それともファシスト？

発売中の黒ヤプーズＴシャツのメンバーが多い中、ヤマジさんは正面「 It's Grim Up North」背中に大きく「ＫＬＦ」の黒パーカー、かっこよすぎます。

戸川さんはアイスブルーのロリータドレスに黒の革バッグ、ラメラメアイシャドー。

（ヤプーズの）「テーマ」でスタート。

「ヴィールス」の後に「ヒト科」をやるのはたいへんキツイのだそう。キーは高いし、
間奏はないし。（歌った後で間奏はあったと言っていた）どうしても声が荒れがちになってしまうのだそうです。かといって「ヒト科」を後のほうにもっていくとそのあとの曲が荒れた声になってしまうんだとか。

立てるようになったらヤプーズをやると常々言っていた戸川さん。「ヒト科」の歌詞には「傷は癒えた、立ち上がりいざいかん」とあるのに立ち上がっていないと言われちゃうかもしれないけれど、この歌詞は京子さんのことがあって落ち込んでいたときに作ったもの。腰のことではないのだそうです。

「それいけ！ロリータ危機一髪」
スパイものが好きな戸川さん、ミッションインポッシブルをつま弾くヤマジさん。
ガラケー時代の着メロは、電話が００７、メールがミッションインポッシブルだったのだそう。歌詞に出てくるワルサーＰＰＫという拳銃、カメちゃん（矢壁さん）がググって調べてくれたのだそうですが、まだ作っているのだそう。

「シアーラバーズ」
ＣＤの語りは逆回転にしている（なんという歌詞か聞き取れなかった）
戸川純全歌詞解説集には誤植があるそうで、「The white it is the color of love maybe」のwhiteがwhyになっている。（実際に見てみるとwhyでなくwhatになっています）
「ロシアよりＹを込めて」が「ロシアから」になっている。（目次）

シアーラバーズはドラムンベースの曲ですがこのリズムを機械のように正確に刻む矢壁さんはすごい。（私の感想です）

座り込んでしまっている中原さんに、「中ちゃんはライブの時は引っ込んでいるけど曲でグイグイ行くタイプ」と戸川さん。

小学生、中学生といじめられていたけど高校はそういう子はいなっかった、しかし、父が厳しく、ＤＶがあったり、門限が5時だったりした。学生服姿のカップルをみると後ろからナタで切りつけたくなるとお母さんに話したところ「やめてちょうだい純ちゃん、どうしてそんな子に育っちゃったの？」。

今年は、中国公演が2本あるそうで、新型コロナウイルスが流行しているのでどうなるか心配しているが、だめなら向こうから何か言ってくるでしょう。

台湾も行ってみたかったが、物価がやすいのでチケット価格が安く、ギャラ、交通費、宿泊代をねん出するのが厳しい。だけど実現しそう、一つは台湾の文化庁主催のもの。文化庁の催しに「少年Ａ」のような曲はどうなのか？と戸川さん、マッチがぼきぼき折れるような歌詞なので、慎ちゃんにサイレンの音を入れてもらって良きようにしてもらっているのだとか。

戸川さんのお父さんは台湾バナナの貿易をやっていたそうで、戦前は台湾大学を出て、軍医だったそう、衛生兵と違って前線に行かないので、写真をみると、ゲートルではなくブーツ、日本刀ではなく、サーベル、かっこいいお父さんだったそうです。

「君の代」
右っぽい曲とか、天皇のことを歌った曲とか言われるがそうではない。大陸のように広い心とかむしろ日中友好を願った曲。
昔は日の丸はお子様ランチのケチャップライスの上にあったり、今より身近なものだった、運動会の時に京子さんが画用紙に日の丸を書いて割り箸につけて応援に来てくれたがもりあがってなくてしゅんとしていた想い出。

「孤独の男」
頭に赤い花をつけているメリィさんに戸川さん話しかける、「今日、目赤いね、ロートシーキューブあるよ、休憩のときに」

「フリートーキング」
戸川さん、立ち上がって唄う。

20:35　第一部終了

21:05　第二部開始

「蛹化の女」
ネットフリックスで配信されている園子温監督の「愛なき森で叫べ」という映画で「蛹化の女」を使わせてほしいというオファーが去年着たそうです。園子温監督の作品はエログロなのでエロとグロのどちらのシーンで使われるのか楽しみにしていたそうですが、エロとグロのはざまで使われていたので「エログロイノセンス」を標ぼうする戸川さんはうれしかったそうです。

今年のロフトのバースデーライブは「2日早い」になるとのこと。

ＭＣ中はいつもギターをつま弾いているヤマジさん、戸川さんが「怒涛の恋愛」と気づき、思わず歌いだしワンコーラス。ヤマジさんが加入してからまだやったことのない曲。「いろいろな曲を練習してくれているのね」と戸川さん。

メリィさんに「何か言うことは？」、「ありません」とメリィさん。メリィさんを呼び、耳打ち。メリィさん自席にもどり、ポロロロンとピアノを弾き「ピアノ売ってちょうだい」。
いつもライヴのあと反省ようにライヴの録画をもらうそうですが、以前の録画のしんとしているところにこのギャグが入っていたので今日やってもらったのだとか。

前回はメリィさんの「12階の一番奥」をやったので、今日は「シャルロットセクサロイドの憂鬱」をやります。

マネージャーの石戸さんを呼び出し、耳打ちする戸川さん。オペラグラスを使っている人がいて、そのオペラグラスが上にいったので録画しているのではないかと。（終演後、オペラグラスを使っていた女の子がスタッフに謝っていた。録画とかしていなかった模様）

「好き好き大好き」、「レーダーマン」
山口さんのハードディスクにベラさんのギターが入っていて、ベラさんとヤマジさんの
共演になる。

22:05頃　第二部終了。

22:15

山口さんのいつもの曲から。山口さん、ヤマジさん、少し遅れてメリィさんのセッション。

ヤマジさん、ベラトレックＴシャツかと思いきやスタートレックＴシャツ、
U.S.S.エンタープライズ号の画が書かれたレアもの。

矢壁さん、中原さん、戸川さんが出てきて、「パンク蛹化の女」スタート。

ヤマジさん、飛び跳ね、すごいパフォーマンス。

40周年を期にこの曲、やめようと思いましたがやっぱりやることにしました、、と。

22:30頃　終了。

怒涛の3時間半。お疲れさまでした。