戸川純 avec おおくぼけい vol.7 @南青山マンダラ 2018年8月4日(土)

 酷暑が続く2018年の夏ですが、戸川純 avec おおくぼけい vol.7 にやってまいりました。南青山マンダラに到着する前に246沿いにある天馬のカレーパンを食べました。

おいしゅうございました。

 

 土曜日の開催ということもあって、いつもよりもお客さん多めです。

 

 19時36分スタート。おおくぼけいさんの力強い前奏から、ほどなく戸川純さん登場、

今日は早めにいつものサングラス外していました。

 

 一曲目は「吹けば飛ぶよな男だが」、いつも冒頭のすごく緊張されている感じが

いいですね。

 

 リハで音のバランスのみ調整するはずだったのですが、時間に余裕があったので

歌の練習をしたので今は2ステージ目みたいだと、戸川さん。

 

 最近は好きな仕事ばかりやっているそうで、よく昔、お母様から「順子(戸川さん本名)好きなことで食べていくには人の3倍努力しなきゃならないんだよ」と言われていたそう。

 

 季節の曲、けいさまのアイデアで始まったシリーズとのことですが、冬は「降誕節」、前回は「夏は来ぬ」でしたが、今回は「夏の思い出」でした。

♪はるかなおぜ~ です。現実の酷暑のパラレルワールドでみなさんをいい感じの夏に

誘導できればとのことでの選曲だそうです。

 

 「さよならをおしえて」でのけいさまの演奏は戸川さんにとってはとてもスリリング

でセリフがちゃんと伝わるかいつもヒヤヒヤしているそう。

 

 「Yesterday,Yes A Day」はジェーン・バーキンのカバーですが、この曲を知ったときに妹の京子さんに教えたところ、京子さんのアルバムに日本語版で収録されたとのこと。今回は英語版に一部、京子さん版の日本語をいれて歌うとのことです。

 

20:12 第一部終了。

 

20:32 第二部は「クレオパトラの涙」でスタート。間奏が長い曲なのですが、

演奏がすばらしい。

 

 「愛の讃歌」、戸川さんがいつも納得いかないとおっしゃっている曲、今回は

その壁を乗り越えるつもりで、と。酷暑なのに、♪あなたーの燃える手でー と

暑苦しいのですが、私自身が暑苦しい女なので、と自虐MC。

 

 「サン・トワ・マミー」、いままでやるやるとおっしゃっていて、今日とうとう初出でした。「愛の讃歌」の次にやるには歌詞的に真逆の曲ですが、やってしまおうとのことです。この曲の聞き所は、明るいメロディーなのに、「悲しくて目の前が暗くなる」

のところと戸川さん。

 

 戸川純 avec おおくぼけい の第1回目は「サラヴァ東京」で2016年。戸川さんは

「サラヴァ東京」はもう閉店してしまったと勘違いされていたのですが、来年2月まではやっていますとけいさま。

 

 「肉屋のように」、詩の朗読入り、けいさまの演奏炸裂、特に後奏は過激、この方にしかできない演奏。

 

 「プリシラ」全曲で喉を荒らしたと戸川さん。この曲の日本語歌詞はホントグッときますね。スタジオレコーディング希望。

 この曲終わりで、いつになくわけのわからないMCをしてすみませんでした、そういうときはとても上がっているのです、と戸川さん。

 

 アンコールで、けいさまが、戸川さんが「けいさま」と呼んでくれて嬉しかったと、

戸川さんは、「いつでもけいさまといいますよ、次の曲はあばずれっぽいから、けいちゃん?」

 「バージンブルース」はとてもブルージーなアレンジ、「バージンブルース」史上もっともかっこいいアレンジじゃないでしょうか?けいさまのアレンジ能力に脱帽です。

 

 次の9月のロフトヘブンでのライブで戸川純 avec おおくぼけいのユニットではしばらく事情により間があくらしい。いい事情らしいです。

 

 今日感じたことは戸川さんの笑顔がなによりすばらしいということですね。

なにより尊いです。

 

21:29 終演

 

 

 

セットリスト

<第一部>

吹けば飛ぶよな男だが

本能の少女

ヒステリヤ

王様の牢屋

夏の思い出

さよならをおしえて

Yesterday,Yes A Day

 

<第二部>

クレオパトラの涙

諦念プシガンガ

愛の讃歌

サン・トワ・マミー

蛹化の女

肉屋のように

プリシラ I've Never Been to Me)

 

<アンコール>

 

バージン・ブルース

 

 

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