毎年、欠かさず行っている夏フェス、ワールドハピネスは今年で10回目。去年までは毎年、夢の島で行われていたが、今年はオリンピックの関係で夢の島のが使えず、葛西臨海公園での開催となった。
いつものように始発で家を出て、6時前ころに待機列に到着、20数名すでに並んでいた。(例年より少ない?)その20数名のほとんどの方は初出場のん(能年玲奈)さんのファンの方だった。11時頃、入場できたが、のんさんのファンの方々は場内に向かわず、タワレコの物販に直行していった。のんさんの「お披露目パック」というカセットを購入するためとのことでした。500個限定らしい。
入場してみてびっくりしたのは夢の島の会場よりステージの高さがとても高い、いつもは最前列に陣取るのですが、最前列だとほとんど後ろの方の楽器の方々が見えない。ステージを高くすれば客が前に殺到してこない。うまく考えましたね。なので、少し後ろの柵のところに陣取りました。寄りかかれるし・・・。
今年、良かったことはステージの前っつらに特機(クレーン、チューリップやパンサー)やドリーのカメラがいない!とてもいいことです。じゃまなんですよね。観客にはなんのメリットもない。長い竿に小さなカメラを付けてシュートしていました。ああゆうのできれいな画が録れるようになったのですね。
12:30 岡崎体育のオープニングアクトがスタート。炎天下でとにかく暑い。
音楽と陣内のネタを融合させたような感じ。
on(※歌詞変更あり) 3.Voice of heart2 4.Okazaki Child Management
岡崎体育流子供番組、Okazaki Child Management、面白い。
12:55 今回のキュレーターである、高橋幸宏、いとうせいこうの両氏が登場、当日は原爆記念日ということで幸宏さんの号令で1分間の黙祷。開会宣言。
13:00 コトリンゴ
カタスミクインテットバージョン(鈴木カオル/須藤ヒサシ/徳澤青弦/副田整歩)
ツバメが飛ぶうた
クラスルーム
悲しくてやりきれない (w/のん)
漂う感情
たんぽぽ
のんさんが途中で登場し「悲しくてやりきれない」を唄った。すごく緊張しているのが伝わってきた。リハを念入りにやっているのが聞こえてきたのはこういうことだったのね。
13:25 宮内優里 (レフトステージ)
シンセとエフェクト、ギターを駆使してのノンヴォーカルのエレクトロニカ。
優里さんにしか出せない独特の世界観が展開された。
1 neuh 2 Improvisation
13:40 Nulbarich (ナルバリッチ)
ソウルミュージックっぽいグルーブ感のロックバンド。英語の日本語の歌詞が自然に混じっているのが良い。
14:05 関取花 (レフトステージ)
ワーハピは日本一民度の高いフェスだと言っていた。自分のお葬式の歌を唄っていました。明るい歌。
14:20 いとうせいこう with DUBFORCE gest スチャダラパー/高木完
DUB+いとうせいこうのポエトリーリーディングといった感じ。ホーンセクションのトランペットの娘、Nulbarichのときに舞台袖でノリノリでしたね。
スチャダラパー/高木完がでできてから、今夜はブギー・バックをやった。「money」も素晴らしかった。
14:50 ZOMBIE-CHANG (レフトステージ)
入場曲が、なぜかクラフトワークのThe Robots でした。
15:05 GRIM SPAMKY
去年に続いて2回めの出場。硬派なサウンド、歌詞がかっこいい。
15:35 みうらじゅん (レフトステージ)
1曲め「アイデン&ティティ」
に続いて高校時代に作った曲をやろうとしたところ、エレアコのストラップが外れ、落ちてしまい、音が出なくなってしまうハプニング。マイクでギターの音を拾いながらなんとか演奏した。
15:55 くるり
WORLD'S END SUPERNOVA
Morning Paper
everybody feels the same
琥珀色の街、上海蟹の朝
Liberty&Gravity
2014年以来2回めの出場。
16:25 竹中直人 (レフトステージ)
3曲めのRCサクセションのカヴァー「いいことばかりはありゃしない」を熱唱。沁みた。4曲目は「サヨナラcolor」
今年のキービジュアルは幸宏さん。
16:45 電気グルーヴ
1.人間大統領
2.fallin' down
3.プエルトリコの一人っ子
4.イチゴ娘
5.missing beatz
6.shameful
7.CATV
4曲目くらいまではこの前のDOMMUNEで予習していたので知っていました。
ピエール瀧が悪ノリして消火器をサックス替わりに吹いていた。
16:45 TOWA TEI (レフトステージ)
DJ
「悲しきブルーカラーワーカー」からスタート、ファイアークラッカー、ドンム-のハウスミックスなど。
17:50 高橋幸宏
テイさんのDJが少し早めに終わり、いよいよ幸宏さんのソロがスタート。
80年代の曲など新旧取り混ぜてやりますよと幸宏’さん。
高野寛、矢口博康、堀江博久、ゴンドウトモヒコ、沖山優司、白根賢一、のメンバーで
「今日の空」からスタート。暑さも緩んできて、夕暮れの雲間から虹がのぞいていた。
2曲目「音楽殺人」
久しぶりに幸宏さんのソロで矢口博康さんのサックスが聞けてうれしい。やはり幸宏さんのソロには矢口さんのサックスは不可欠なのです。
続いてビートニクスのコーナー、メンバーチェンジ、鈴木慶一、ゴンドウトモヒコ、砂原良徳になり、「No Way Out」と新曲「鼻もちならないブルーのスカーフ、グレーの腕章」
高野寛が加わり、新曲「シェーシェーシェーDA DA DA Yeah Yeah Yeah Ya Ya Ya」
振り付けがあって、慶一さんの指導のもとみんなで踊りました。
ビートニクスのコーナーが終わり、
高野寛、矢口博康、堀江博久、ゴンドウトモヒコ、沖山優司、白根賢一、鈴木慶一の
メンバーになり、「My Bright Tomorrow」。1983年の曲。当時のライヴでは慶一さんはキーボードを弾いていて、この曲が難しくて徹夜で練習したそう。
続いていよいよ、のんさんが呼び込まれる。大歓声。
恐竜の尻尾をつけて登場。幸宏さんがのんさんに「思いっきりいってくださいよ」
サディスティックミカバンドの名曲「タイムマシンにおねがい」を熱唱。
ミカバンドの新ボーカル?
のんさん、退場し、幸宏さん「知らない人もいるかもしれないけど」と前置きし、
1981年の名曲「Something in the Air」
メンバー退場、舞台転換。
META FIVE (高橋幸宏、小山田圭吾、TEI TOWA、砂原良徳、ゴンドウトモヒコ,LEO今井)+いとうせいこうになり、せいこうさんが「これメタセブンじゃないですか」と。
「東京ブロンクス」で終了。
暑かったけど、雨降らなくてよかった~
幸宏さん、せいこうさん、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、観客の皆さん、ありがとうございます。お疲れ様でした~
ライブレポート And More!
andmore-fes.com